息ができない。文学部への警告。

のだめ観まくり。とうとう20話。
特に14話あたり?息が詰まった。
卒業に苦しむ音大生。
「音楽の道を極めたいのに、世間に需要が全く無い。
あんなに音楽に熱中した大学時代は何の夢だったの!?ばかな!!悪い冗談だ!!」
卒業後の進路は教師、パン屋、結婚・・・


・・わああ・・・完全に同じ業を背負ってるよ・・私orz
学芸員とか研究者の枠って、何であんな狭いの。



最近友達と学食に吹き溜まってそんな話ばっかりしてます。
いずれアカデミズムの空気を吸っていないと呼吸ができなくなる奴らばっかり。
桃源郷で風流を愛でているのが一番幸せなタイプ。
そんな変人私だけかと思ってたのに、まさか4年になってそんな奴らに(しかも大量に)巡り合おうとは。


古書の匂い
城郭建築の威風
古文書ミミズ文字の風情と、
そこから紡ぎ出される緻密な考察
「日本史の常識」に則ったどうしようもなくマニアックな洒落
・・・ネタじゃなしに大好きだったのに!!!!!


これが・・・
就職を期に一生拝めなくなるのか。


耐えられない。
そんな華の無い生活!!orz
(今の話のどこに華があったかは普通理解されないんだろうなあ・・・)


できればずっと日本史の勉強は続けていきたいと思っていたけど。
きっと就職したら平凡に埋もれて生きながら腐っていくんだろうなあ。という孤独と喪失感とこれからの人生への虚脱感。


きっと今内定もらってる会社では早々に息ができなくなるんだろうなあ。
辛い・・・



これから文学部やら音大やらを受けようとする人に真剣に警告したいよ・・・
死の領域に足を踏み入れるなと。
怠惰な学生は大丈夫です。
でも、下手にマジメで求道的で野心のある学生は絶対行っちゃダメだあんなとこ。
魂が十分高められた後に即死する。
4年間、信じて人一倍頑張ってきた物が茶番だったと気付いた瞬間。
これからどうやって生きれば良いのか解らなくなる・・・



この間、世の中バカな方が得だよ・・・と呟いて友達に爆笑された。
全く同じことを言った人が居るらしい。
文学部よ・・・みんな同じ穴の狢かorz


本当に
本当の本当にどうにもならなかったら
人生捨てて3ヶ月で会社辞めて古本屋に弟子入りとかどうしようもなく愚かなマネをしてみようと思います
もう
そうやって生きるしか
ない人間も居る