卒業した

卒業した。
笑った。泣いた。嬉しかった。感動した。そして悲しかった。切なかった。
もう本当に色々あった。
最上階の夜景を身ながらパーティして、カラオケ明けの新宿で朝を迎えました。
最初で最後のオールかな。
・・・ああ。充実してた。
みんな大好きだった。


そして人生初告白しました。振られました。というか反応見て自尊心を満たす道具に使われてるのが分かりきってたのでいよいよ自分でケリつけました。
頭が良くてお洒落で、オタクでバカでスマートな人だった。
でもプレイボーイで薄情だった。


もういいや。


たぶんもう、あんなに好きになる人なんていないと思う。全てがツボだった。
でも、もう多分ムリ。
もうあんな危うい感情は要らない。


好きだった間は本当に楽しかったです。
薄情からは薄情なりにいろんなものを貰ったと思う。
かわいいとかよく似合うねとか
褒め言葉を普通に言えちゃう人種は危ういけどどうしても居心地がいいんだよね。
本気で好きになったらただのバカだなと知りつつ、感情に振り回されてみるのも結構楽しかった。
でも彼氏とか結婚相手には絶対したくないタイプだよなとは常々思っていた。
超辛そう。好きなら好きなほど辛そう。


ただね。
ヤツとは学術の話を通じて、そういう次元から離れてお互いに尊敬してる部分もあると思ってたから。
最終的にただのそこら辺の女と同じような態度をとられて、遊びでゆさぶり掛けられたのはすごい傷ついた。
結局私はあれのどこが好きだったのかな。
最初は学問領域が似てるせいだと思ってたけど。もう良くわからないや。


結局私には器用な真似なんてムリでした。
てゆかまじめな付き合いって何なんですか?
もうなんか色々あっていまいち良くわからない。
大変すぎ。


そうやって考えると、ヤツとの間には初めから友情なんか存在しなかったのか?と、今はただそれだけが悲しい。
長く付き合える面白い友人を一人失くした。それだけが残念だ・・・



って
こんな淡々と書いてますが
直後みーみー泣きながら友達に電話しましたよ。
あー。もー。あんなひどい滑舌で電話したの初めて・・・
でも泣きながら悲しみつつも頭の一部では「うわースゲーこんな恋愛小説の中みたいなことホントにあるの(笑)」とか思ってた(笑)
そこで思わず惚れちゃうような言葉でよしよししてくれたアネゴに益々惚れ直しました・・・
直接会うのでなければ1ヶ月以上メールも電話もしないようなヒドイ友人関係なのに
最初に泣きつくのはやっぱあいつなんだよな・・・。
それだけの重みがヤツの言葉にはあるような気がします。
この人にはこれからもきっと世話になる気がする。なにこのドラマティック。


4年間
ものすごい色々あった。出会えた事、人の全てに感謝できるいい4年間だったかも。