おわああああ

公式ページを嘗めるように眺めて無卿を慰めていたら発売延期かよ!!!(爆)


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マwwwーwベwラwスwwwww



破れかぶれになって思わずアマゾンのほしいものリストをポチりまくった(爆)


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つーかでもこれ超ーーー面白いんだけど。
中身濃いな〜〜410円以上の価値ありまくりだろこれ。
巻末の参考文献の数半端ないしι
人物の描き分けと表情の機微にやや難があると言えば言えなくもないけど
和歌の描写や仏教解釈、時代考証なんかもなかなかのもんです。
こんなに面白いのに市内の本屋探し回ってもどこにも置いてなくて何故?とか思ったよ。


私が一番お気に入りのエピソードは「粥杖事件」。
ニヤニヤしながら女房衆に下らんオヤジギャグへのお付き合いを強制させたら逆にボコられた話。
しかも結末がイマイチ意味不明…
キャバクラ?(爆)
王様ゲームでおイタが過ぎたからドンペリ入れました的な流れ?
…どこが面白いのそれ?(爆)
貴族の男のアホさ加減が余すことなく表現されてて別の意味で興味深いです(笑)
…和歌や漢詩、風流にはやたら精通してるくせに何でこういうとこだけこんなに幼稚なの?
「殴り合う貴族たち」という本とかと合わせて読むと「銅鑼打ち息子氏ねよwww」とか思って更に興味深いです(爆)


しかしこういう時首謀者になってレジスタンス展開してた割には、作者って変なところで歪んでるなと思う…
自分から物言うことを良しとせず育てられた深窓の姫様の悲哀なんでしょうか。
「何故よ…」と思うところが色々あって、その感覚の違いがまたいとおかし。


別の当事者の日記とか(残ってれば…)、朝廷の公式記録とかと読み比べてみたら各々の思惑の違いとか見えてまた面白そうだなあと思う。
時間とれたらまた大学図書館にでも籠もってみたいわ…


因みに登場人物に関してですが
私はドSの御所様も結構好きです(笑/しかしあの性格破綻3兄弟ってホンッッットに全員が全員作者にとっちゃ碌でもない男だね…ι)
でも一番好きなのは実兼です(そう、喩え保身の鬼でも…笑)
世間知らずの性助は嫌いです(笑)どんな風に描かれようとも起請文はコワすぎる3兄弟の中で一番始末悪いじゃんあのドストーカー……ιιι